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福祉用具開発事業コラム
HOME / 福祉用具開発事業コラム一覧 / ヘッドガードフィット / 何故てんかんに保護帽を活用できるのかについて徹底解説
ヘッドガードフィット
身体障害者(児)の転倒事故、精神障害者(児)の自傷行為等から頭を守るために衝撃を緩和するクッション材が内蔵された帽子で、日常生活用具給付対象となっています。多くはスポーツ用頭部プロテクター(ヘッドギア)のような形状をしておりますが、近年は一見普通の帽子とも見間違えるようなデザイン性を重視した商品ラインアップも増えており、障害の有無に関係なくその裾野が広がってきています。
てんかんの発作といってもすべてが倒れてしまうわけではありません。しかし、多くの発作でその危険があります。倒れるときに手を付く、物を避けるなどの動作ができないと頭部に傷を負うことになり大変危険です。中でも強直間代発作は突然意識を失い、棒状に倒れてしまうため非常に危険です。その他にも突然体の力が抜けて倒れてしまう脱力発作や体の一部あるいは全体が一瞬ピクッと動くミオクロニー発作等があります。これらに限らずてんかんの症状は投薬等により症状がコントロールされていても、発作は予告なくやってきます。一時的に意識を失ったり、身体が硬直することで転倒するリスクが高まります。立位から倒れてしまった場合、頭部は高さ1m以上から地面に打ち付けられ、脳に大きな衝撃が加わることになります。頭部保護帽は衝撃を緩和させることで脳挫傷等事故重症化リスクを1/30~1/14程度に軽減することができ、重症化を防ぐことが期待されます。服用している薬を変えたり、過度なストレスを感じている時など転倒事故重症化を防ぐためにも頭部保護帽の着用をおすすめいたします。
てんかんの症状はいつだれに訪れるか分かりません。活発に動き回る幼少期に発症した場合、発作による転倒事故のリスクは成人より高くなるものと予想されます。発育途中の子供の頭部は骨の形成も十分ではなく強打した場合、脳にあたえるダメージは大きく後遺症が残ることが懸念されます。発作に慣れておらず症状をうまくコントロールできないお子様こそ頭部保護帽を着用し、万が一に備えていただきたいと思います。
てんかんの発作により頻繁に転倒するリスクのある方は障害者日常生活用具の給付を受けることができます。自治体により資格要件、給付対象額等異なりますのでお住まいの市区町村担当窓口にお問い合わせください。 詳しくは頭部保護帽と日常生活用具給付について解説をご覧くだささい。
頭部保護帽は医療保険、介護保険及び各種控除の対象とはなりませんのでご注意ください。
キヨタヘッドガードシリーズのうち、非課税表記のものは障害者日常生活用具「頭部保護帽」と認められ給付対象となっております。税込表記の商品は自治体により判断が異なりますのでお住まいの市区町村にご確認ください。給付を活用いただく場合は申請に医師の意見書が必要となります。主治医にその旨を伝えて判断を仰いでください。キヨタヘッドガードシリーズは商品により保護範囲が異なりますので、カタログ等で頭部のどの部分を保護するかを確認いただき、目的に合わせて選定してください。サイズが大きいと脱げてしまう可能性がございますので実際の頭囲と表記のサイズをご確認ください。実物をご覧になりたい場合には弊社(東京都港区)にて試着・購入が可能です(※要予約)。お越しいただくのが難しい場合には最寄りの対応可能販売店(福祉用具販売店)をご紹介いたしますのでご遠慮なくお問合せ願います。
転倒の頻度が高く、日常生活用具「頭部保護帽」の給付を活用してご購入を検討されている方には洗濯が可能でマジックテープの固定位置を変えることで頭囲とかぶりの深さの微調整が可能なヘッドガードフィットがおすすめです。 購入はこちらから
可能な限り自己負担を少なく購入をご希望の方にはヘッドガードフィットと同じ衝撃吸収材を使用し基本性能はそのままにサイズ調整機能を省略しコストダウンを図ったヘッドガードライトがおすすめです。 購入こちらから
万が一に備えて着用をご検討の方にはデザイン的に市販の帽子と遜色なく気軽に着用いただける※「おでかけヘッドガードⓇシリーズ」をおすすめいたします。おでかけヘッドガード®シリーズは材質によって一部洗濯不可商品がございます。 ※注)給付を活用できるかは各自治体にご確認ください。好みの帽子と組み合わせおしゃれを楽しみたい方には「おでかけヘッドガードⓇセパレートタイプ用インナー」という選択肢もございます。 購入こちらから
質問:保護帽はどのように、てんかんの症状を持っている方に有効的なのでしょうか。
答え:てんかんの発作といってもすべてが倒れてしまうわけではありません。しかし、多くの発作でその危険があります。倒れるときに手を付く、物を避けるなどの動作ができず頭部に傷を負うことになり大変危険です。中でも強直間代発作は突然意識を失い、棒状に倒れてしまうため非常に危険です。転倒事故重症化を防ぐためにも頭部保護帽の着用をおすすめいたします。
質問:キヨタの保護帽は子供にもおすすめできますか?
答え:発育途中の子供の頭部は骨の形成も十分ではなく強打した場合、脳にあたえるダメージは大きく後遺症が残ることが懸念されます。発作に慣れておらず症状をうまくコントロールできないお子様こそ頭部保護帽を着用し、万が一に備えていただきたいと思います。